キャノンのインジェットプリンタ(PIXUS MG3130)のブラックインクの交換時期がきてしまいました。プリンタも古くなってきたし、純正インクを投入すべきか悩みます…
プリンタ本体は6000円くらいで購入。純正インクカートリッジがAmazonで1500円くらいです。そろそろ年賀状の印刷も控えているし、すぐなくなっちゃうんですよね。消耗品で儲けを出すビジネスモデルをなんとかしてくれ~という声はよく耳にします。
詰め替えインクが、7回分で1000円くらい…
よしっ!決めた!!
ということで懐事情も考慮して、互換インクの詰め替えに挑戦することにしました。
サンワサプライ 詰め替え用インク(BC-340用)購入
サンワサプライ 品番:INK-C340B60S
Amazonで、詰め替えインクで一番安い(\1090)のを購入。
レビューも星4.0と悪くないです。
このプリンタは、インクタンクとヘッド部が一体型なので、失敗しても純正カートリッジを装着すれば大丈夫なので割と気が楽です。容量は60mlで、標準タイプの7回分相当ですが、メーカーはカートリッジ1個に付き再利用は3~4回を推奨しています。
詰め替え作業
まずは準備
- 商品内容の確認
- 説明書を読む(わかり易いと思います)
- インク汚れ対策(コンビニ袋、キッチンペーパー、箱ティッシュ)
↓プリンタからカートリッジ取り出し
↓インクカートッリッジ確認
↓好奇心でシールを剥がしてみました。ホントは剥がす必要なしです。
※ナスカの地上絵みたいな溝が作ってあります。空気圧調整用なのかな???
↓付属のシール貼り付け
↓付属のドリルで穴あけ
※ドリルの食い付きがよかったので、思ったより簡単に穴が開きました。
↓ノズルキャップを外して補充ですが、説明書に「1cm差し込んで…5mmほど引き上げて…」とか書いてあるので、あらかじめノズルの先端から1cmのところにマジックで印を付けました。これにより作業中の挿入具合がかわるので誤って引き上げ過ぎるのを予防できます。
↓注入
※あまり入っていないような気がしましたが、注入口からインクが出てきたので中断しました。単に注入口についたインクが中の空気により押し出されただけのようでしたので、付属のドリルをすり鉢上にグリグリ回して穴を広げて再度注入しました。注入口とノズルとの隙間が広がってインクが入り易くなりました。
調子に乗ってどんどん注入したのですが、溢れることもなかったので、イヤな予感がしたところで止めました。説明書には、約8ml(1~2回目はおおむね標準より多く入る)と書いてありましたが、実際は、13ml程入れてもまだ入るような感じでした。
↓穴に付属のシールを貼って詰め替え回数を記入して終了
プリンタにセットしました。
テスト印字
プリンタの強力クリーニングを実施してテスト印字したらOKでしたが、続けて2枚印字したら一部が印字されなくなりました。
インクの取説のトラブルシューティングを見ると、「ヘッドにインクが余分についていませんか」という項目がありましたのでプリンタからインクを取り出してみたら、プリンタ内のヘッドを受ける部分とカートリッジのヘッド周りがインクでビシャビシャでした(汗)
ヘッドをティッシュにあてて、インクを吸わせてしばらく様子見…。どんどん出てくるので止め時がわかりませんでしたが、頃合をみてプリンタに戻しました。
テスト印字OK。
念の為、数時間後にカートリッジを外して目視確認しましたが大丈夫そうでした。テスト印字もOKでした。
まとめ
- 思っていたより作業は簡単
- 注入量がわからないので、止め時の判断が難しい
- 詰め替え7回分とのことだったが、今回の作業で約1/4使用
- 印字品質は書類印刷では問題なしと判断(写真などの画像では未確認)
作業のポイント
- ノズルキャップを外すときにインクが飛ぶ可能性があります。一応、メガネかゴーグルした方がよいと思いました。
- 作業前にインクボトルを逆さまにして、インクが目盛りのどこ辺りまで入っているのかを確認しておくと作業中にどれくらい注入したのか確認し易くなります。(止め時の判断用)
- 注入口は穴を広げた方が作業し易いです。(自己責任で…)
結果としてはうまくいきました。機会があればリピート購入もありです。(先にプリンタを買い替えていると思いますが…)
⇒ 参考までに Amazonで「インクジェットプリンター」を検索
実はカラーインクも詰め替えが必要だったのですが、使用頻度が少ないことと、カートリッジ内部の劣化が心配だったので詰め替えないことにしました。
来年の年賀状は味気なくモノクロで済ませることになりそうです…
⇒ サンワサプライ 詰め替え(初回) 用インク BC-340用 INK-C340B60S